中古住宅契約前に絶対すべきこととは・・・
お客様が中古住宅のご購入をご検討しているので
勝手もいいものかの判断材料として点検してあげました
もし私が中古の家を買うなら
水周りの傷み具合やサッシ扉の動きはもちろんのこと、
最低限、床下と屋根裏の点検と屋根外壁基礎の点検をしなければ怖くて買わないと思います
中古住宅は売り出すときに壁紙を貼り替えて、フローリングを張り替えていても
壁の中や床下がどうなっているかわかりません
屋根瓦は登ってみなければわかりません
だから、このお客様のやってることは大正解だと思います
欧米ではインスペクション業者(住宅点検業者)というのがたくさん存在します
しかし、日本は住宅の対応年数が欧米に比較して短いのでほとんど知られておりません
将来的には第三者によるインスペクション(住宅点検)が当たり前になるかもしれませんが、
あまり点検を完全に義務付けると中古住宅が流通しにくくなる可能性があるからか法規制はまだありません
そこで、中古住宅購入と同時にリフォームするのはよくあることですので
資金計画の上で購入前にたくさんの人がリフォームの見積もりを行います
その時に親しい工務店がいたらいろいろなアドバイスをもらえると思います
見えない部分もあるし、中古ですから突然雨漏れが起こるかもしれませんが
点検すればわかることもたくさんありますので購入すべきかどうかの判断基準にはなります
中古住宅購入時にはリフォームの見積もりとインスペクションは絶対と覚えておきましょう
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