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駐車場の出入口の地面がくぼみ、雨が降ると水が溜まる! | 大阪府堺市で住まいのリフォーム・耐震リフォーム|株式会社SAMです。

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リフォーム工事には検査がありません。だからこそ、ていねいに相談できる会社を選んでください。

駐車場の出入口の地面がくぼみ、雨が降ると水が溜まる!

舗装していない駐車場で
タイヤが良く通る箇所が雨の日は
どろどろにぬかるんだり
それがさらに進んで陥没して
水溜まりになることがあります

業者に依頼して舗装すれば
一発で解決なのですが
出来るだけ安くということでネットで
コンクリートを打つ方法を見て
ご自身でコンクリートを舗装を
行う人も多々いるようです

しかし、弊社にも毎年
ご自身でコンクリートを打って

「平らにできなかった」
「水溜まりができるようになった」
「家の方に水が流れるようになって
家に湿気が回らないか心配」

などの問い合わせがお住まいの
メンテナンス方法などをブログで
書いているからでしょうか、
弊社にときどき問い合わせがあります

コンクリート工事は素人には難しい!

土間にコンクリートを打ったり
タイルを設置するのは知識だけでは
難易度が高い作業と言えます

技術と経験がなければ
そこそこに仕上がりにはなるかも
しれませんが、
上記のようなトラブルに発展
することもあります

そしてさらに厄介なのが、
コンクリート打ちを失敗をしてしまうと
コンクリートをはつって(解体して)
一からやり直さなければ、
車のような重いものが乗る所は
水溜まりの箇所に薄く塗っても
コンクリートが割れてきます

結局、業者に頼むことになり
コンクリートハツリ代と
廃材処分代が加算された
コンクリート打ち作業の
見積りが届くことになります

そんな失敗をする前に、
低予算で根気と体力があれば
何とかできる
コンクリートよりもリスクが低い
「駐車場の水溜まり、どろどろ対策」
を最後にご紹介したいと思います

面積が大きい場合は、狭い場所で
チャレンジしてからにした方が
失敗は少ないです

よくある駐車場のどろどろ対策は・・・

1.バラス・砂利を敷く
2.飛び石、敷石を設置する
3.改良土を敷く
4.インターロッキング(レンガ)を敷く
5.まくら木を設置する
6.土間コンクリートを打つ
7.樹脂モルタルや洗い出し、タイルで仕上げる

など

6.7のコンクリート、樹脂モルタル
洗い出し、タイルなどは
前述のとおりの、
技術、経験、知識が必要な作業です
これらの作業はプロに依頼された方が
いいかと思う作業です

そのほかは
そこそこに仕上がりでよかったら
難しくないし、
失敗してもなんとか修正がご自身でも
出来るので
これらの方法をご紹介します

1.バラス・砂利を敷く

は誰もが思いつく簡単な方法で
簡単だと思いますが
路盤が元々軟弱な場合は
また陥没してきますので
1年後か5年後かわかりませんが、
メンテナンスが必要になることを
前提にやってください

方法は
単純に窪みに砂利をまくだけでも
いいのですが
出来るだけきれいに仕上げて、
砂利が流出しないようにして、
長持ちする方法をご紹介

①まずは砂利を敷きたい部分の土を取ります
角スコップがあればきれいな矩形の
ジャリ地を造りやすいです

※厚みは5cmぐらいの厚みを
想定する方がいいでしょう

②そして、地盤が柔らかければ
丸太などをとんとん踏み鳴らし
土を固める

本来は地盤が緩ければ、
ランマ―(転圧機)などで固めたり
“タコ”と呼ばれる手動の
固める道具で固めますが固まれば
なんでもいいです

③必要体積を測定して、砂利を購入し
撒きます

周辺よりも砂利が高くなると
砂利が出ていくので注意です

2.土を改良する

画像は月極駐車場よく通るところが
陥没して水たまりができるので
改良土を敷いたものです

雨が降るとドロドロになったり、
下が粘土質で水がたまる場合は
改良土で窪みを埋める方法も有効です

改良土ととは土の体積100に対して
10~20%のセメントを混ぜ合わた
もので、雨が降ってもドロドロには
ならず、タイヤが通っても固いので
窪みになりにくくなります

セメントの量が多いと
より強固になりますが、
土の色がセメント色のねずみ色に
近くなります

あまりセメント色になると困る場合は
加減を見ながら混ぜる量を調整します

締固めは先ほどと同じように
丸太のような重量のそこそこあるもので
上からトントンたたいて締め固めます
これで地盤の改良完成です

混ぜ方が足りないと効果にばらつきが出来
部分的に陥没することもあるようですので
均一に混ぜる必要があります
大きな船やたらいがあればいいのですが
無ければ地面に板などを敷いて
交ぜてもいいと思います

時間の余裕があるなら、
数日後に締固めを行った方が
より強固になるようです

手順をまとめると

①改良土を入れる部分の土を取る

②セメント1~2に対し土10と混ぜ合わせる

③路盤に改良土を敷いて締め固める

2.飛び石、敷石、枕木、インターの設置

固いものを置く場合はほぼ作業の内容は
同じですが、
小さいものは軽いので簡単そうですが
まっすぐに水平に設置するには
工夫が必要です

厚みがある枕木などは掘る作業が大変です
御影石などの薄い物の方が作業が楽です
ただ、下地に空洞や凹凸があると
車は1トン前後ありますので
割れてしまうことがありますので
乗っても割れないように
土を平らにする必要があります

固い土は掘りながらの水平の調整を
するのはは難しいので、
多めに掘って砂や土を入れて調整します

インター(レンガ)のような小さなものも
同様に下地の調整で砂や土を使うと
凹凸ができにくくなります

隣同士や周りの土との水平の調整は、
まっすぐの桟木などを当てて
水平を確認しながら設置していきます

ぴちぴちに間を詰めて
敷き詰めてまっすぐに設置するのは
調整が難しいので5mm~1cmぐらい
隙間をあけて
敷いていくと比較的簡単に
設置が出来ます

隙間にはレンガがずれないように
砂を入れます
砂を撒いて、ホウキなどで隙間に入れ
全部入ったことを核にして
板状のもので押さえるなどして
奥まで入っているか確認し、
入っていなければ
砂を追加します

これで多少凹凸があっても
一時的には水溜まりが出来ますが
間が砂ですので水がすぐに引きます

もともと粘土質の場合は
初めに土を多めにとって
下地に砂利や真砂土に入れ替えると
その分水引が早くなります

「レンガの間には目地セメントを入れたい」
という方もいらっしゃると思います

目地セメントを入れると、
雨天時に水の逃げ道がなるので
道路や排水桝に向かって勾配(傾き)
がついていなければ水溜まりに
なります

したがって失敗した場合は
水溜まりが出来る駐車場に
なります。
したがって、素人向きの
作業とはいいがたいのでここでは
説明を避けます

大きい面積で
直線の基準が周りにない場合は
より精度を上げるには
あらかじめ水糸(タコ糸のような物)を
レンガ数枚ごとに狂いがないか
確認するために張っておきます
そうすると、
微調整しながら設置していけますので
最後まで曲がらずに設置できます

作業手順

①設置したい部分の面積をはかり
材料を仕入れる

②使用材料の設置面積、
厚み分の土を取る
粘土質の場合は多めにとる

③土固め、形を成形する

④水糸を張って基準を出しておく

⑤下地に砂や土等を入れながら
材料を水平に設置していく

⑥隙間に砂を入れる(小さい材料)

いきなり大きい面積をやるには
リスクがありますので小さいところから
試しにやってみることをお勧めします

チャレンジする方は自己責任で
お願いします

怪我のないように、真夏は熱中症にも
注意しましょう

陥没した水溜まりに改良土を敷いた駐車場

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