タカラ「グランスパ」浴室リフォーム工事
ユニットバスからユニットバスへの入れ替え工事を行います。
お風呂で転倒されたことがきっかけで、滑りにくく安全に使える浴室にしたいというのが今回の主な目的です。
そこでご提案したのが、タカラスタンダードの床材「キープクリーンフロア」です。
タイル素材の床で、濡れても滑りにくく、日々のお手入れもしやすいという特徴があります。安全性と使いやすさの両方を考えた選択です。
洗い場をあえて小さくするという選択
今回の浴室は、もともと1618サイズのユニットバスでした。一般的にはゆったりとしたサイズですが、使い方によっては少し広すぎる場合もあります。
特に今回のように安全性を重視する場合、洗い場が広すぎると、立ち上がる際に壁に手が届かないということが起こります。
そこで今回は、1616サイズへ小さく変更するという少し珍しいリフォームを行うことになりました。
1618でも1616でも、実は浴槽のサイズは同じで、変わるのは主に洗い場の広さです。
洗い場を少しコンパクトにすることで、立ち上がる時に壁を支えにしやすくなります。
また、掃除する面積も少なくなるため、お手入れも楽になります。
設備費用も多少抑えられるため、安全性と使い勝手のバランスを考えると良い選択かもしれません。
窓の断熱も検討しましたが…
今回のリフォームでは、浴室の断熱性を高めるために
内窓の設置、もしくは、窓の交換も検討されていました。
ところが現場を確認すると、浴室の窓は少し特殊な構成になっていました。
中央にFIX窓(はめごろし窓)、両側に横滑り出し窓(外開き窓)、さらに網戸は内開きタイプです。
この状態で内窓を設置する場合、網戸を引き違いタイプやロール網戸などに交換する必要が出てきます。
一方、窓を丸ごと交換する方法もありますが、窓の外側にはエコキュートが設置されており、窓交換を行う場合はエコキュートの移設が必要になります。
どちらの方法も簡単な工事ではありません。
お客様のご希望は「できるだけ費用を抑えたい」ということでした。
補助金を利用する方法も検討しましたが、それでも窓工事を行うと負担額が増える可能性が高くなります。
そのため今回は、窓の工事は見送り、お風呂本体のリフォームを優先することになりました。
ドア位置の調整と建物構造の確認
浴室のドアについては、位置の移動も検討しました。
ただし今回は、ドアの幅も多少変わることになるため、既存の開口を活かしながら大工工事で位置を調整する計画としました。
ここで注意が必要なのが、建物の構造です。
今回の住宅は2×4(ツーバイフォー)工法。この工法では、壁そのものが建物の強度を支える役割を持っているため、むやみに壁を壊すことはできません。
特にドア上の垂れ壁を解体する場合、その壁が耐力壁(構造を支える壁)であるかどうかの確認が重要になります。
事前に確認したところ、今回の場所は補強区画ではありませんでした。
建物の強度に影響しないことが確認できたため、計画通り工事を進めることができました。
解体工事スタート
いよいよリフォーム工事の開始です。
まずは既存のユニットバスを解体していきます。
工事前の浴室の様子です。

こちらが浴室の窓。

窓の外側にはエコキュートが設置されています。

ユニットバスの解体は比較的早く進み、午前中には解体作業が完了しました。
午後からは次の工程に入ります。
配管工事、電気配線工事、ドア部分の敷居や床板の張り伸ばし作業を行いました。



新しいユニットバスを設置するための下準備を整えました。
2日目 グランスパの組立
工事2日目は、いよいよ新しい浴室の組立です。
今回採用したのは、タカラスタンダードのグランスパ。
タカラスタンダードのシステムバスは、メーカーの専門施工スタッフによって組立が行われます。


組立の最後には、お客様にも立ち会っていただき、手すりの位置やエコキュートのリモコン位置を確認していきます。
こうしてグランスパの設置が無事完了しました。
浴室リフォームの工事は、このあとも仕上げ作業や設備の接続などが続きます。
完成まで、もう少し作業が続きます。













