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高いブロック塀を目隠しフェンスへリフォーム | 大阪府堺市で住まいのリフォーム・耐震リフォーム|株式会社SAMです。

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高いブロック塀を目隠しフェンスへリフォーム

こんにちは、地元密着のリフォーム工務店を営んでおります湯本です。

今回は「ブロック塀を目隠しフェンスに改修している現場」の様子を、進捗にあわせてご紹介していきます。

たとえばこんな場面、ありませんか?

「家の周りがすべて高いブロック塀で囲まれていて、地震が心配…」

「防犯面は安心だけど、圧迫感があるし見た目もちょっと古くさくなってきた…」

そんなお悩みに応えるべく、今回の現場では【高いブロック塀】を【低めのブロック+目隠しフェンス】へとリフォームしています。

工事の背景と目的

お住まい全体が高いブロック塀で囲まれており、もし地震が起きた際に、道路側に倒れてしまうと交通に大きな支障が出るおそれがあります。

また、近年では安全性や景観の観点からも、ブロック塀からフェンスへの改修を希望される方が増えてきています。

今回の工事では、道路に面した部分から順番に、塀の改修を行っていきます。

高いブロック塀(工事前)
高いブロック塀(工事前)

まずは電気設備の移設からスタート

ブロック塀には電気設備が取り付けられているケースがあります。

漏電ブレーカーのボックス移設前

今回は、塀に設置されていた「漏電ブレーカーのボックス」を移設するところから工事を始めました。

ブレーカーボックスは、すぐ近くにあった電柱の引き込みポールへ移設することで、比較的スムーズに作業できました。

作業の流れとしては――

1.家側の配線を一時的に取り外す

家側の配線を一時的に取り外す

2.地中に埋まっていた配線管を、必要な箇所まで土を掘って確認

土を掘って配線管を確認

3.引き込みポール近くで管を切断し、新しい管に接続

4.新しい配線ルートに合わせて、ブレーカーボックスを設置

ブレーカーボックス設置

という流れで、無事に電気の移設工事を完了しました。

ブレーカーBOXの移設は停電を伴い、ご自宅内の電気の復旧確認が必要ですので、ご在宅日に前もって作業を行いました。

これからの工程

来週より、ブロック塀の解体と、新たな基礎ブロックの設置、そして目隠しフェンスの取り付け作業へと進んでいきます。

今後の作業についても、随時こちらのブログでご紹介していきますので、リフォームをご検討中の方はぜひチェックしてみてください。

ブロック塀の解体工事に入りました

こんにちは、湯本です。

今回は、「ブロック塀を目隠しフェンスへリフォームする工事」の中でも、いよいよ大きな動きがある【解体作業】と【ブロックの積み直し】についてご紹介していきます。

ブロック塀の状態を確認すると…

本日から、いよいよ既存のブロック塀の解体に入りました。

ブロック塀のひび割れ

見ていただくと分かる通り、塀の中ほどに横一線のひび割れが走っていました。

ブロック塀のひび割れ

これは、内部から【木の根】が長い年月をかけて塀を押し続けたことで起きたものです。

見た目にはわかりづらい劣化も、構造的にはかなりの負荷がかかっていたというわけです。

解体作業のポイントと注意点

まずは、壊さない部分との境目を【ダイヤモンドカッター】で切り離します。

ダイヤモンドカッターでブロック塀を切る

こうしておくと、解体時に振動で隣接部分が割れてしまう心配が少なくなります。

その後は、【はつり】や【重機】を使って慎重に解体を進めていきます。

ブロック塀解体中

解体が終わったら、次は新しい塀の【鉄筋補強】のためにアンカーを打ち込みます。

アンカー打ち込み

そして鉄筋を通していく作業へ。

本日は、この鉄筋設置の途中までで終了となりました。

鉄筋設置中

新しいブロック塀の積み上げ作業

翌日は、ブロック塀の新設作業に入りました。

まずは、基礎部分に【鉄筋用アンカー】を約40cm間隔で設置していきます。

鉄筋用アンカーを約40cm間隔で設置

この鉄筋が、ブロック塀の強度をしっかり支えてくれます。

次に、【1段目のブロック】を積み、横方向にも鉄筋を通していきました。

ブロック塀1段目

その後は2段目、3段目と順に積み上げていきます。

ブロック塀2段目
ブロック塀3段目

仕上がりも丁寧に整え、【ブロック積み工事が無事完了】しました。

ブロック積み工事完了
ブロック積み工事完了

フェンスの取り付けと仕上げ

最後に、新しい塀の上部に【目隠しフェンス】を取り付けます。

目隠しフェンス取付け
目隠しフェンス取付け

見た目もスッキリとした印象になり、周囲との圧迫感もやわらぎました。

最後の仕上げ:ガスメーターの固定工事

「高いブロック塀を目隠しフェンスへリフォームする工事」も、いよいよ最終工程に入りました。

今回は、意外と見落とされがちな「ガスメーターの安全確保」についてお話しします。

高い位置にあったガスメーター

「うちのガスメーター、やけに高い場所に付いてるな…」と思ったことありませんか?

こちらのお宅では、ガスメーターが【約1.6mの高さ】に設置されており、従来はそのすぐ後ろにあった高いブロック塀に固定されていたため、ある程度の安定性がありました。

しかし今回、そのブロック塀を撤去したことで、ガスメーターが宙ぶらりんになってしまうという問題が発生したんです。

地震の揺れ対策も忘れずに

塀が無くなったことで、地震が起きた際にガスメーターが揺れやすくなり、安全装置が作動してガスが止まってしまうおそれもあります。

そこで今回は、独立した支柱を新たに立てて、そこへガスメーターをしっかり固定することにしました。

ガスメーターの固定

こうすることで、地震時の揺れを最小限に抑え、安全性と機能性を両立させた施工が可能になるというわけです。

リフォームは「暮らしを整える一歩」

今回、ブロック塀の撤去からフェンス設置、そして最後のガスメーターまで、細かい部分まで丁寧に仕上げさせていただきました。

これで、「高いブロック塀を目隠しフェンスに改修する工事」はすべて完了です。

ご家族の安全とプライバシー、そして周囲との調和を考えた、暮らしにやさしいリフォームになったのではないかと思います。

リフォームをお考えの方、「うちの塀もちょっと心配だな…」と感じた方は、どうぞお気軽にご相談ください。

今回の施工記録はこれで一区切りとなりますが、また別の現場の様子もご紹介していきますので、どうぞ楽しみにしていてください。

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