その中古住宅契約ちょっと待った!リフォームと同時契約が断然お得!
中古住宅購入とリフォームをセットで計画すると、多くのメリットがあります
補助金の活用やローン金利の低下、減税、さらには安心安全で生活環境が快適になるなど、様々な魅力があります
不動産屋は建物を仲介するのが仕事です
できれば手間のかかるリフォームはせず、仲介だけして早く終わらせたい、と思う不動産屋もいます
中古物件を決める前に、リフォームの補助金や、建物の良し悪しの判断に詳しく、住み始めて発生するトラブル対応もする工務店や建築士に相談すると、金銭的メリットだけでなく、長く安心して住める物件選びや、省エネで快適に暮らせるリフォームのアドバイスをしてもらえます
目次
中古住宅購入と同時リフォームのメリットとは?
中古住宅のリフォームにおける補助金やメリットの詳細を説明します
補助金額が増える
中古住宅購入時にリフォームを行うことで、補助金の額が通常よりもアップする場合があります
特に、省エネ化や耐震性の向上などのリフォームには、補助金の金額が増えます
ローン金利が下がる
クレジット会社のリフォームローンは金利が高いですが、中古住宅購入時には銀行の低金利ローンにリフォーム代金を組み込むことができます
低金利のローンにすると、同じ支払額でリフォーム箇所を増やすことができます
減税
中古住宅購入時にリフォームを行うと、所得税などの減税が受けられます
特に、省エネ化や耐震補強などのリフォームは、減税の対象になることがあります
申告すれば、年末調整で所得税が還付される形で返ってくる制度です
生活環境が快適になる
住み始めてから数年後にリフォームする場合、家具や家財の移動、誰かが家に居る必要があります
入居前、すなわち中古住宅購入時にリフォームを行うとこれらの必要もなく、期間や範囲を気にすることなくリフォームを行えるので、断熱性や防音性の向上、設備の更新などにより、快適な居住空間を手に入れることができます
補助金がもらえるリフォームとは?
どのリフォームに補助金があるのか簡単に説明します
①長期優良住宅の補助金
- 建物調査の費用
- 老朽化した外壁屋根のリフォーム
- 外壁や屋根の塗装
- 白アリ対策工事
- 窓のリフォーム
- 壁、床、天井の断熱リフォーム
- お風呂のリフォーム
- キッチンのリフォーム
- トイレ、洗面のリフォーム
- 耐震補強工事
補助金をもらうには条件があるので注意が必要です
まず、耐震強度が必要になってきます
昭和56年(1981年)6月以降は新耐震基準で建てられた建物なので条件をクリアしています
それ以前の建物は耐震補強工事を行うことで条件が満たされます
そして、建物の性能を上げるリフォームをする必要があります。例えば、窓の断熱や給湯設備の省エネ化などです
それともうひとつ、有資格者による建物調査が必要になってきます
②最大200万円!住宅省エネキャンペーン
長期優良住宅の条件を満たさない場合や、小さいリフォームしかしない場合、補助金がもらえるリフォームの種類は減りますが、国土交通省、環境省、経済産業省の住宅省エネ2024キャンペーンを使いましょう
住宅省エネ2024キャンペーンで補助金のあるリフォーム箇所
- 高断熱窓
- 高断熱玄関ドア
- 高断熱浴槽
- 給湯器
- 節湯水栓
- 節水型トイレ
- ビルトイン食洗機
- 掃除しやすいレンジフード
- 自動調理対応コンロ
- 対面キッチン化
- 浴室乾燥機
- 宅配ボックス
- 手すりの設置
- 段差解消
- 廊下幅や部屋入口の拡張
- 空気清浄機能、換気機能付きエアコンの設置
住宅省エネ2024キャンペーンについてのブログ記事もあわせてご覧ください
リフォーム補助金が最大200万円!?実際どのくらいお得になる?6つの具体例
③市町村の補助金
各市町村の補助金もあなどれません
市によっては、耐震補強工事で100万円の補助金がでる場合もあります
- 耐震補強工事
- バリアフリーリフォーム (介護保険)
- ブロック塀をフェンスに変える工事
1981年以前の建物で耐震補強工事の費用が大きい場合は、自治体の補助金と省エネキャンペーンを組み合わせましょう
その他、お得にリフォームする方法は多々あります
まとめ
中古住宅を購入する際には、同時にリフォームをすることで補助金やローン金利が下がるメリットを活かし、高断熱サッシや断熱材、省エネ設備で光熱費を減らし、快適な生活環境を手に入れることができます
しかし、補助金の条件やリフォーム内容は難しいので、詳しい業者を探すことが必要です
中古住宅契約時に建物の調査やリフォーム計画をしっかりと立てて、理想の住まいを手に入れましょう