施工事例
堺市中区 床高を下げて段差バリアフリーと内窓設置工事で室温バリアフリーリフォーム
工事概要
- お母様のご入院をきっかけに、お住まいを生活しやすいようにお子様たちがリフォームを決意。生活導線の段差を出来るだけなくすバリアフリーと温度差を出来るだけなくす。窓の断熱リフォームを実施しました。居間、寝室の和室2部屋の床の高さを下げて、廊下、キッチンと同じ高さにするバリアフリー工事、それに伴って高さが変わるので入口の引戸3か所を取替、キッチン居間の取り合いは出入り口の幅を広くするため、2枚戸引き違いから3枚戸の引き違いにリフォーム、トイレ敷居の撤去の段差解消。そのほか断熱省エネの補助金を使用して、夏冬外気温の影響を一番うける窓に内窓を設置して温度バリアフリーも行いました
Before
- 床の床高を下げるリフォーム
- 一見畳の入れ替えだけかな?と思いますが、壁と床の間に白木が見えている。この高さ分(畳の厚さ分)床高が下がったので壁がない部分が露出してしまうので白木で巾木を設置しました。
Before
- 床板解体から、床下地の完成です
- ビフォーは床板をめくった状態、この根太(細桟)多数と大引(太桟)2本も撤去、束、束石も撤去して、すべて新たにします。アフターでは束石、束、大引きを廊下の高さ基準で設置し替えました。そして、大引きには防蟻対策塗料ももちろん塗布、断熱材(水色の発砲ウレタン)を設置した状態です。あとは工事前の根太、ベニヤ12mmに変わって、現在の主流の工法24mmの分厚い合板を敷いて畳下地は完了です
Before
- 敷居を下げることに伴って、建具の高さも合わなくなるので取替します
- 廊下やキッチンの高さに床高を下げるため、敷居も当然下げます。すると建具の高さがその分足りなくなります。今回は3箇所建具を交換、居間とキッチンの取り合いは開けたときの幅が広くなるように3枚の引き違いに取替え、デザインもシンプルで明りが取れるタイプにしました
Before
- 温度バリアフリー、内窓の設置
- お住まいで外気温の影響を一番受ける部分は窓。窓から夏は部屋が暑くなり、冬は部屋が寒くなる。したがって、窓の断熱レベルを上げるとお住まいの温度差がかなり減少する。バリアフリーの本来の意味は障壁を取り除き生活をしやすくすることの意味。ご高齢の方のバリアフリーは室温でも重要です。温度の障壁を取り除くことにより、大量不良が起こりにくくなります
Before
- 敷居部分の段差がなくなりました
- 居室が畳の厚さ分廊下とキッチンより床が上がっていたので、居室の床を廊下の高さまで下げることにより、寝室入口、居間入口、キッチン居間取り合い部の敷居がバリアフリーになり、トイレの敷居だけが高くなっていたので、撤去して段差がほぼなくなりました。
担当者の声
担当者/湯本 理