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耐震補強工事 松原市 | 大阪府堺市で住まいのリフォーム・耐震リフォーム|株式会社SAMです。

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施工事例

耐震補強工事 松原市

工事概要

  • 床や天井を極力解体しないで耐震等級2を実現する耐震補強工事を行いました。同時に屋根を瓦から金属に葺き替えて軽くする工事も行いました。
    家が倒壊しない基準の1.25倍の強度になるよう耐震補強工事しました。50年以上前の建物を、現在の建築基準法の最低基準の1.25倍の強度の耐震補強をするとなると、補強部分がかなり多くなりました。
Before
耐力壁の造り方(床天井を解体しない方法)
柱の下部、土台部分と、上部梁の部分4隅に耐震金物を設置します。桟を入れて桟に耐震金物を設置し、外壁部分なので断熱材も入れます(Before写真)
板材を取付けて耐力壁の完成です(After写真)
今回は25か所の壁を耐力壁にしました。
After
Before
耐力壁キット「かべつよし」
柱と梁、柱と土台を耐震金物で補強、桟を入れて桟に耐震金物を設置、外壁部分なので断熱材も入れました(Before写真)
板材を取付けて耐力壁の完成です(After写真)
この後に壁紙を貼っていきます。
After
Before
耐力壁
金物を設置して、横桟を設置して、横桟の金物を設置して、ボードを貼るという流れですが、壁によって下地材や高さなどが違うので、調整に時間がかかりました。
After
Before
屋根の軽量化工事
Beforeは瓦と土を撤去した後の下地の様子です。
垂木を2重に設置、野地板、防水シートを張り、金属屋根を葺き、棟を仕上げて完成です。
After
Before
ほぞ抜け防止金物の設置
補強をしない壁に、N値という柱の引き抜き力がかかる部分に柱が土台から抜けることを防ぐために、解体せずに取付できる、ほぞ抜け防止ホールダウン金物を設置しました。ケミカルアンカーという液体のボンドのような材料で、基礎にボルト固定をしました(Before写真)
外付けホールダウン金物のケミカルアンカーが固まったので、がっちり固定してカバーを付けました(After写真)
After

担当者の声

迫りくる東南海地震に対応するために、住宅の耐震補強は重要になってきます。

耐震補強は、地震に対する建物の強度を高めるための工事です。耐震性の低い建物は、地震の揺れで壁や梁が破損したり、最悪の場合には倒壊するリスクがあります。そのため、地震に強い構造に改善することが必要です。

住宅は、建築当時の技術や基準に基づいて作られており、現代の耐震基準を満たしていない場合があります。特に、耐力壁の配置や強度が不足していることが多いため、耐震補強として新たに耐力壁を作ることが求められます。新たな耐力壁を加えることで、地震時の揺れを分散させ、建物の倒壊を防ぐことができます。

今回は床や天井を壊さずにできる、壁の耐震補強工事です。
床や天井を解体せずに、壁のみ解体して柱を露出させます。露出した柱の間に横桟を取り付け、金物でしっかり固定。その上で、柱と横桟にパネルを上・中・下の3段で貼り付け、一体化させて強固な壁をつくります。

この方法は、住んだままでも施工できる点や、工期・費用を抑えられるのが特徴。実際には「かべつよし」など、床や天井を壊さずに使える補強部材も多数販売されています。耐震工事の規模をできるだけ小さくしたい方にとって、非常に有効な選択肢です。

工事期間1ヵ月少々とかかりましたが、屋根の工事と、家財の多い中で、1.25倍の耐震強度を造る工事にしては比較的短期間で出来たのではないかと思います。

担当者/湯本 理

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