TOTOトイレに新登場!便スキャンでわかる健康データと安心の仕組み

毎日の健康管理、気にはなってもなかなか続かない…
そんな方も多いのではないでしょうか。
そんな方々のために、TOTOが新しく開発した「便スキャン」機能、トイレに座るだけで便の状態を自動で測定し、スマホのアプリで確認できるまったく新しい仕組みが登場しましたのでシェアします。
特に煩わしい作業をすることなく、普段の生活の中でご自身の健康状態がわかる一つのバロメーターになると思います。
TOTOトイレの新機能「便スキャン」便利なびっくり機能とは?
TOTOが2025年に発売した「ネオレスト LS-W/AS-W」に搭載されたのが、新機能 「便スキャン」 です。
この機能は、トイレで排便した内容をセンサーが読み取り、自動でスマートフォンのアプリに記録してくれるというもの。
従来、排便の状態を健康管理に活かすには「自分で観察してメモする」しか方法がありませんでした。
それが、便スキャンなら、ただトイレを使うだけで、便の形や色、量が客観的にデータ化されます。
メモする必要がないので、普段の生活の中で、無理なく健康管理を続けられるのが最大の特徴です。
便をスキャンすると、こんなことまでわかるすごいヤツ?
便スキャンで記録できる内容は、大きく3つあります。
- 形(硬さ)
コロコロとした便から液状まで、7段階で判定されます。医学的にも「便の硬さ」は腸内環境を示す重要な指標です。 - 量
少(100g未満)、中(100〜300g)、多(300g以上)に分けられ、食事内容や体調の変化を知る手がかりになります。 - 色
黄土色、茶色、焦げ茶色の3種類。日ごろの食生活や体調のサインが現れやすい部分です。
これらを日々記録していくと「最近、便が硬めの日が多い」「量が少ない傾向が続いている」といった変化に気づけるようになります。
まさに自宅のトイレが「毎日の健康観察ノート」に変わるイメージです。
健康チェックを毎日無理なく続けられる仕組みは助かるし便利だと感じました。

毎日のトイレが健康チェックに変わる!
便スキャンで測定したデータは、Bluetoothを通じて「TOTOウェルネス」アプリに転送されます。
アプリでは、排便のあった日がカレンダーに記録され、形・色・量がアイコンで表示。週単位・月単位でグラフ化されるので、体調の変化が一目でわかります。
さらに、便の状態に合わせて、アドバイスメッセージ(リコメンド)が表示されるのもポイントです。
「水分をしっかり取りましょう」「野菜や食物繊維を意識しましょう」といった日常生活で取り入れやすい提案が届きます。
つまり、ただの記録ではなく、自分でどう行動すればよいかを教えてくれる。これが便スキャンの大きな魅力です。
使い方は?難しいのでは?家族が多いのですが・・・
操作はとてもシンプルで、便座に座ると自動でスキャンが始まります。
利用者ごとにアプリや便器に登録しておけば、家族それぞれのデータを分けて記録可能。
最大6人まで登録できるので、家庭での利用にも十分対応できます。
たとえば:
- 小さなお子さんの排便チェック → 成長期の健康管理に役立つ
- 高齢のご家族 → 便秘や下痢の傾向を早めにキャッチ
- 忙しい社会人 → 気づかないうちの不調を数字で把握
毎日のトイレ習慣に自然に組み込めるため、「記録するのを忘れる」「続かない」といった心配がありません。
こうした仕組みなら、ご家族の健康を見守るツールとしても役立ちそうです。
介護の場面でも安心感が増すと思います。
プライバシーは守られます、データ管理の安心ポイント
「便をスキャン」と聞くと、カメラで撮影しているのでは…と心配になる方もいるかもしれません。
しかし、便スキャンは カメラを一切使わず、光の反射を読み取る「ラインセンサー方式」を採用しています。
そのため、画像や映像として保存されることはなく、数値データとして処理されるだけ。プライバシーはしっかり守られています。
さらに、TOTO公式の説明でも「医療行為・診断を目的とするものではなく、健康習慣をサポートするための機能」と明記されており、安心して使える設計になっています。
実直に言えば「トイレで撮影?」と心配していましたが、その点はしっかり配慮されていて安心です。
家庭で導入できる?気になる費用と条件
今回のTOTOが一押しの機能なので、便スキャン機能が付くのはタンクレストイレの上級機種
「ネオレスト LS-W/AS-W」のみに搭載され、2025年8月1日より販売開始!
価格はおおよそ定価で 50万円前後(税別・設置費用別途必要)
TOTO のタンクレス便器の上級シリーズの従来モデルに比べて数万円高い程度で、機能面を考えると妥当といえるでしょう。
設置費用にあたっては、既存のトイレの配管や電源環境によって工事内容が変わります。もちろん新築時に導入するのもおすすめです。
「ちょっと高いかな?」と思うかもしれませんが、毎日の健康チェックが自然にできることを考えると、医療費や検査の手間を減らす効果も期待できます。

これから広がる「トイレで健康管理」がさらに進化する!?
今回の便スキャンは「腸内環境をチェックする入口」のような役割です。
今後は、便の状態だけでなく、体調全般をトイレでモニタリングする仕組みへと広がっていく可能性があります。
たとえば、
- 血圧や体温、体組成のチェックと連動する
- 医療機関とアプリを連携し、早期受診のきっかけをつくる
- 高齢者施設や在宅介護の現場での見守りに役立つ
「トイレ=用を足す場所」から、「健康管理の拠点」へ。
便スキャンは、そんな未来のライフスタイルを切り開く第一歩といえるでしょう。
「便スキャン」で健康になった!という日がくるかも
TOTOの便スキャンは、
- 便の形・色・量を毎日自動で記録
- アプリで簡単にチェックでき、アドバイスも受けられる
- プライバシーに配慮した安心設計
- 家族全員で使える健康習慣ツール
という特徴を持った、まったく新しいトイレ機能が加わると、
- 体調が悪いときといいときの比較チェックで病院に行くか判断できる
- 大病の予兆を察知、健康診断受けるべき!
- 最近野菜不足、繊維の摂取不足?冷たいものの飲みすぎチェック!
お医者さんではないので、完ぺきではないですが、自分の健康状態を今までよりもはるかにチェックできることは間違いないと思います。
「気づかないうちに続けられる健康管理」
これこそが、忙しい現代人にとって一番ありがたいポイントではないでしょうか。
便スキャンは、これからの暮らしを少しだけ安心に、そして健やかに変えてくれる存在です。
住まいと暮らしを見守る立場からも、こうした技術の進歩は頼もしい限りです。
皆さんの暮らしに安心を添える道具として、これから広がっていくのではないでしょうか。