寮のシャワーブースをつくる
国人労働者が集う寮に出来るだけ低予算で
倉庫内に同時使用5人程度のシャワー室を作る計画を依頼された
外国人は浴槽は不要なので大浴室をつくりシャワーをたくさん設ける
案でした
しかし、5人一度にシャワーを浴びると、大量の湯気が上がるし、地面が水浸しになるので
水勾配をつけて排水を行わなければならない
となるとブロックなどで部屋を仕切って天井も含め
密室を作る必要があるため、壁天井床ともモルタル(セメント+砂)を
塗り込み最低予算でも塗装仕上げる必要がある
そして、出入り口と窓が必要となり
湿気の含んだ空気は重いので大型の換気設備が必要になってくる
もう一つの方法は、シャワーのみのユニットバスいわゆる半畳の
広さのシャワーブースを並べて設置する方法
給湯器の台数と水の量が足らなくなるのでタンク付きポンプで加圧
する必要があったのでそちらはどちらにしてもほとんど同じである
積算すると、こちらの方が安く作れそうで
しかもメリットも多かった
工事期間が短いためお住まいの方に迷惑が掛からない
人数増員にもブースを増やせばいいので場所はあるので
増やすことも可能である
室内が冬場でもすぐに温まる
カビや汚れが付きにくい
などメリットも多かったのでこちらを採用せていただいた
これから外国人労働者たちがどんどん増えてくれば
今までにない工事の依頼も舞い込んできそうです
カテゴリー: お風呂・キッチンのリフォーム・トラブル