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中古住宅 あなたに最適な物件  ~中古住宅には3種類の買い方がある~ | 大阪府堺市で住まいのリフォーム・耐震リフォーム|株式会社SAMです。

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リフォーム工事には検査がありません。だからこそ、ていねいに相談できる会社を選んでください。

中古住宅 あなたに最適な物件 
~中古住宅には3種類の買い方がある~

中古住宅を何件か見ている人はお気づきだと思いますが、

中古住宅には

きれいにリフォームした物、

退去してそのままの状態の物、

まだ住まわれている物、などが存在します。

これらの性質を理解していると、

「どんな物件を選べばいいのか迷ってしまって、なかなか決まらない」
「購入してから、こんなはずではなかった、資金計画でショートした」

ということにならないための大切な情報です。

あなたにあった物件選びが簡単になり、
資金計画がうまくいく可能性が高まります。

中古住宅も新築同様ローンは組めて、
新築よりも安く物件の購入ができます。

しかし、当たり前のことですが、新築から年数が経っているため、
修理やメンテナンスが必要な箇所が出てきているので、
これらの費用も予算組しておく必要があるのが中古住宅です。

これらを売りやすいようにしたのが、
リフォーム済み物件です。

リフォーム済み物件の特徴

掃除が行き届いていて綺麗にハウスクリーニングした物件、
建築されてから10年以内の築浅物件などがあります。
これらは見た目は新築とまではいきませんが、すぐにでも住めそうな物件です。

すぐに住めそうな物件には、当たり前のことですが、
販売価格にリフォーム費用、ハウスクリーニング費用などが
上乗せされて、販売価格が付きます。


同じマンションで同時に販売している部屋を比較すると一目瞭然です。
リフォーム済み物件と現状渡し物件の販売価格には、
ちょうどリフォーム金額の差がついています。

それから、築浅物件は新築に近い金額が付いています。

手間を掛けたくない、特にこだわりがない、長く住むつもりはないという方は、
契約後すぐに住み始められるので、これらの物件を選ぶ方が手間が省けます。

中古物件を選ぶ際に確認したい点とは・・・

中古物件を選択する上での注意点は大きく分けて3つあります。

1.耐震性能

現在流通している中古住宅で耐震診断をすると、
「倒壊する可能性がある」と診断される中古住宅がまだまだ多く流通されています。
1981年、2000年に耐震強度に関しての建築の法律が改正されています。
したがって、1981年以前、2000年以前、以後の建物により耐震強度が異なるのです。

2.断熱性能

断熱性能が低いため、夏はとても暑く、冬はとても寒い住宅があります。
光熱費が非常にかかり、冬は結露が激しく起こり、
エアコンだけでは寒くて過ごせないお住いもあります。

これも耐震基準同様、
建築された時期や建築した会社により、断熱性能グレードが異なります。

3.見えない箇所の状況

リフォーム済み物件は見えている部分は綺麗なのですが、
見えない屋根、壁の中、床下、天井裏はどうなのかはまだわかりません。
結露が多いお住いで、表面の壁紙は綺麗にしてあるが、壁下地の石膏ボードが
サクサクに壊れやすくなっている物件、
過去に雨漏りがあって、壁中や屋根裏の断熱材がカビだらけの物件、
白アリの被害にあっている物件などがありました。


極端な例ですが、小さな火事が過去にあり、屋根裏が黒く焦げている物件もありました。

極端な例は、話し合いで保証してくれる場合もありますが、
面倒なことになりますから、そういう物件はできれば避けたいですね。

このように、手っ取り早いがすぐに住める物件は、
耐震性能、断熱性能、建物の状況を知って購入する方が、後々のトラブルを
防ぐことができます。

物件の見極め方法は?

リフォーム済み物件や築浅物件でも、
これらの要素を確認した方が、安心して中古住宅を購入することが出来るし、
数年後に家をまた売る場合でも、安心して販売できます。

物件の見極め方が知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。

中古住宅の資金計画に絶対必要なポイント!

リフォーム金額が上乗せされていいなら、
手間や時間がかかっても、
自分の好みや、ご家族の構成や生活習慣に合うようにし、
耐震強度や断熱性も一緒に、現在の新築グレードまで高めて
リフォームやリノベーションをしたいなら、
現状渡しの物件を選ぶという選択になります。

自分でリフォームするメリット

  1. システムキッチンなどに食器洗い機は必要か、
    吊戸棚の設置高さまで自由に選択できる
  2. システムバスなどは場合によって今よりも大きいものが設置できることがある
  3. リフォームでお金をかけたい箇所、かけたくない箇所の選択ができる
  4. 断熱や耐震の性能を上げるリフォームを後で行うより、
    リフォームと一緒に行う方が断然安くできる
  5. 断熱や耐震改修を行うと補助金が受けられる可能性が高い
  6. 間取り変更も一緒に行う方が後でするより経済的
  7. 家族の構成と生活スタイルと考えて、給湯設備、設備機器を
    選択すると、初期費用が少し高いが、光熱水道費が下がるので
    トータルの出費が減る

これは一例でメリットはまだまだあります。

建築業界のプロはどうしてる?

私を含め建築関係の人が自分で中古住宅を買うなら、
建築業界を離れたとしても、
メリットをたくさん知っているので、手間はかかりますが、
ほとんどが現状渡しを選択します。

手間をかけたくない、手間をかけてもいいが、
選択の分かれ目になると思います。

しかし、いずれにしても安心して中古住宅を購入するには、
耐震・断熱・見えないダメージの状況を把握して購入することを
お勧めします。

下記の記事でもご紹介しているので、
参考にしてください。

中古住宅の資金計画に絶対必要なポイント!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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