トイレの壁がコンクリートブロックだったので、下地がガタガタ、配管配線の移設のためのはつりと補修が、普通の木造よりはるかに手間取りました。
また、木造より直角、水平の精度が悪いのもコンクリートブロック造りの特徴。ドアを取り付ける際にパッキンとボンド、コンクリートビスを多用して取付を行う必要がありましたが綺麗に仕上がりました。
今まではドアよりも上にトイレットペーパーの収納を取り付けていたのですが、壁に大容量の収納を付けたのでお年を召されたお客様が楽に出し入れできるようになりました。
洗面コーナーも同様にブロック壁、配管が隣の部屋の洗濯機のスペースへ渡っており、配管移設をすると隣の部屋も改装をしなければならなくなるので、洗面化粧台を配管に合わせて加工するという特殊な工事方法を取らざるを得なかったが、これも綺麗に加工ができて上手に仕上がりました。
また、洗面台の両袖に壁を造りメラミン化粧板を張るという工事は、一度取り付けて外すということを何度と行う手間もありましたが綺麗に収まりました。
単なる洗面台と便器入れ替えのリフォームは、通常1日で終わるリフォームです。今回は木造でなくコンクリートブロックの壁で既存の状態を今風に使いやすく全面リフォームを行ったので1週間という長い期間がかかりましたが、美しく使いやすく生まれ変わりました。